清潔感が求められる歯科衛生士
ここでは、歯科衛生士とはどんな仕事なのか、どのような人が向いているのかご紹介いたします。歯科衛生士の仕事は患者さんの口腔状態の健康維持することや歯科医師の治療のお手伝いをすることです。口の中は大変デリケートな部分です。ですから清潔感はとても重要です。直接、患者さんの口の中に指を入れる作業もありますから、爪が長かったり、髪の毛の色などの身なりはしっかりしなければなりません。そうすることで患者さんは安心して信頼することが出来ます。正しい知識と患者さんの口腔状態に合わせたケアの技術を身につけることが求められます。
患者さんとのコミュニケーション
歯科に来られる患者さんは口腔の健康容態の維持や口腔のトラブルで来られます。痛みを堪えて来る患者さんや歯科が苦手な患者さんも来ます。そんな患者さんとコミュニケーションをして相手の気持ちを理解して、気持ち良く治療を進めて行くことが歯科衛生士の努めです。また、患者さんの状況や理解した気持ちを歯科医師に伝えることも重要な歯科衛生士の仕事です。歯科医院は地域に根付いていることが多く、地域の住民の方と笑顔で接することも重要です。口腔に対する患者さんの理解を深めてもらうことも大切で、長い治療になれば何ヶ月も通院しなければならないこともありますし、健康状態を維持するためにも予防処置の大切さを患者さんに理解してもらうことが必要です。
患者さんには小さな子供から、お年寄りまで、幅広い年代の方が来られます。どの患者さんにもリラックスしてもらえるように、コミュニケーションを取れるようするのが大事です。
歯科医師のアシストをする
歯科衛生士は歯科医師の治療のアシストを行いますので、歯科医師への気配りが大切です。歯科医師の仕事は細かい作業が多く神経を使います。そして他の患者さんを長い時間待たせないためにも、治療中の患者さんの負担にならないためにも歯科医師は素早く治療を行いますので、その治療が円滑に行えるように歯科衛生士はどのような治療を行っているのか理解をして次に何が必要かを考え歯科医師を待たせないアシストが出来なければなりません。
手先の器用さが大切
歯科衛生士の仕事は歯石や歯垢を除去するなど細かな作業が多く、歯を接着した後にはみ出した接着剤の除去など手先の器用さが求められます。もちろん実務経験を積むことで技術は上がりますが、手先が最初から器用に越したことはありません。